「早朝にトー横行ってみた」
私は名古屋00:00発、バスタ新宿行きの高速バスに乗り、早朝06:30に新宿に到着した。
特に家に帰りたくなかったからトー横に向かったわけではなく、単純にその場所に対する好奇心が強かっただけだ。
新宿の夜明けを感じながら、ふと思い立ってトー横に向かうことにした。まず、外から見てすぐに目に入ったのはゴミの山だった。
大通りはまだ清潔感があったが、一本裏道に入ると様子は一変。トー横に足を踏み入れた瞬間、ゴミの散乱具合が一層目立つ。
もちろん、外がこれほど汚れているなら、中がもっと酷いのは言うまでもない。朝の06:40という早い時間だったため、誰も掃除していないのも原因の一つだろう。
ただ、1人だけボランティアのような人が黙々と掃除している姿が印象的だった。散らかり具合は言葉では表しきれないが、画像を見てもらえればわかると思う。
特に目立っていたのは、寝床代わりに使われたダンボールの存在だ。湿らせた床なら、ダンボールで寝ている人たちもどうしようもなくなるんじゃないかと思ったくらいだ。
意外にも、朝のトー横は驚くほど静かだった。
とはいえ、日中ほどではないが人は結構いて、主に夜を過ごしたであろう大学生が多い印象だった。
次に目についたのは、7~8人の女性たちの集団が広場にダンボールを広げ、お酒を飲んでいる姿だ。彼女たちは朝のトー横で一番声を発していて、その楽しそうな様子が印象的だった。
マナーは最悪と言えるが、彼女たちの笑顔だけは眩しかった。
その後、喉が渇いていたこともあり、近くのセブンイレブンに向かった。飲み物を買ってふと店内を見回すと、妙に床のタイルが割れていることに気がついた。
気になって別のコンビニ、ファミリーマートにも行ってみたが、ここでも同じように床のタイルが割れていた。何故だろうか?
理由を考えようとしたが、何か深い闇を感じて、それ以上掘り下げるのはやめておいた。
ちなみに、ローソンは無事だった。
謎の壊された物
再びトー横を歩いていると、原型をとどめないほど破壊された謎のオブジェクトが目に入った。
そこには大量のゴミが積み上げられていたが、よく見ると土が入っていた痕跡があった。
おそらく、植木鉢か何かだったのだろう。
しかし、その状態からはもう何だったのかを知ることは難しい。
なぜこんな風に壊されてしまったのかはわからないが、さっきのコンビニの床が割れていた理由と同じような背景があるのかもしれない。
それにしても、公共の物をここまで破壊するのはいかがなものだろうか。
とはいえ、それ以前にこの場所全体に問題が山積みで、これもその一環なのだろうと感じた。
市販薬のゴミ
さらに、先ほどの壊されたオブジェクトのすぐ近くに、全て飲み終わった薬のゴミが落ちていた。
10錠分の薬が入っていたようだ。(画像参照)
これはおそらく市販薬の空き包装だが、この場所特有の状況を考えると、大量摂取が行われた可能性も否定できない。
いわゆるOD(オーバードーズ)を疑わせるもので、非常に危険な行為だ。
こうした行動は問題視されるべきだが、この場所ではそれも当たり前のように思えてしまう。
クレイジーな世界だと感じた。
結論
トー横を観察して感じたのは、ここが日本の中でも治安の悪い場所であるということだ。
興味本位で少し近づく程度なら、独特の雰囲気を体験する意味でも悪くないかもしれない。
しかし、トー横に行くことが日常になったり、通うことが当たり前のようになってしまうのは、あまり良い状態ではないと思う。
問題が山積みで、どこか狂気じみた雰囲気が漂う場所だ。
帰宅
まだ07:20頃だったが、家に帰ることにした。
私は木更津に住んでおり、金曜から名古屋への旅行に行っていたため、さすがに疲れていたからだ。
もし暇があれば、この名古屋旅行のこともブログに書こうと思う。
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